バスに乗って外の景色を眺めていると
色んな気づきがありますよね
私は高校受験で
希望とは違う不本意な高校に進学することになりました
理由は地元の県教委が始めた合同選抜という
最高に最低な愚策のせいです
このことは義実家劇場を超えるほどの
訴えがあるのですがそれはまた別のときに・・・
その不本意な高校が家からバス→電車→バスで
1時間半もかかるところにあり
3年間通学にものすごく無駄な時間を費やしまして
で、私はそのとき決めたのです
将来は交通機関を使わずに
どこにでも行けるところに住もうと
まぁ早い話街の中心部なんですけど
幸い転勤している時代も
社宅は街の中心部にあったので
移動は快適でした♪
そして地元に戻ってきて購入したマンションは
図書館、美術館、百貨店、銀行、役所
すべて徒歩圏内にある物件にしました
そのくらい移動時間に懲りていたのです
あ、あと私ペーパードライバーなので(^^;
普段半径1km圏内で生活していると
見えてなかったものがいっぱいなんですよ
それが今父の病院までバスで移動していると
本当にたくさんの気づきをもらっている気分
まず移動手段がバスしかないお年寄りの姿
お洒落した80代(たぶん)のご婦人方は
元気に百貨店から出てきて
賑やかにバスの乗り込みます
あ~こんな姿は和むなぁ
一方高齢になって免許を返納されたであろう男性陣は
病院帰りのような?方が多くて
どこか寂し気 ときおり激しくせき込んだり
あと想像以上に杖をついている方も多くてびっくり
ウチの近所のお年寄りたち
元気に自転車を乗り回している人が多いので
う~ん住む地域って健康寿命を分けるのかも?
と思ったりなんかして
あとは街中の学校から帰宅する
めちゃくちゃかわゆい制服姿の小学生
もう元気よすぎて
バスの運転手さんに注意されている姿すら
かわゆくて愛おしくなっちゃう♡
こんな小さいお子たちが
朝の通勤ラッシュの中で
揉まれて通学していることを
想像するだけで胸がきゅーんとしたり・・・
お受験終わると大変な通学が待ってるのよね
でも私も地元ならお受験させただろうな
公立が信用できる地域ではないからね~
そして見ないようにしてきたもの
これはずばり地域の社会的弱者(高齢者を含む)の存在
見なくてすむところに住んでいるだけで
こんなにも存在している現実を
もっとしっかり見なくてはいけないなと
反省しているところ
だけど1番見ないようにしてきたものは
自分の親の老化でした
病院にいる父母はすっかり小さくなった
立派な後期高齢者
私はずっと自分の親が弱るワケないと思っていて
何も考えずに甘えてきたんだという事実に
打ちのめされています
地元に戻ってきて
親孝行しているつもりでいたけど
それは完全に錯覚でした
父の病気は私の目を覚ましてくれたのでしょう
あとで後悔しないためにも
これからはきちんと現実に向き合うつもりです
アラフィフって実はまだひよっこだね🐣